子どもの“やる気”はどうしたら続くの?
― 親ができることは「押すこと」ではなく「余白をつくること」 ―
子どもが突然、勉強や習い事にやる気を見せることがあります。
そんな時、親としてはつい
「このまま続いてほしい!」
「この勢いで一気に伸びてくれたら…」
と期待してしまいますよね。
でも、多くの場合、やる気は三日坊主で終わることもあります。
落胆する気持ちもよく分かります。
しかし、やる気は子ども自身の内面だけではなく、“周りとの関係”によっても大きく揺れ動くものです。

■ 親の言葉が、やる気を左右することがある
不思議ですが、同じ「がんばって」という言葉でも、
子どもによって受け取り方が違います。
親が強く励ますほど冷めてしまう子
やめときなさいと言われると、逆に火がつく子
友達の一言でやる気が一気に高まる子
やる気には必ず“人との関わり”が影響しています。
だから、子どもが何に熱中するか、どれだけ続くかは、
親の関わり方とも深くつながっています。

■ 「やらせたいもの」と「子どもがやりたいもの」は違う
親が良かれと思ってすすめた習い事でも、
子どもが全く乗り気でないことがあります。
その場合、どれだけ親が頑張って背中を押しても、
結局は長続きしないことが多いのです。
逆に、子どもが少し興味を持った瞬間に
親があれもこれもと張り切りすぎると、
「もういい…」と急に冷めてしまうこともあります。
やる気は「押されすぎる」と潰れてしまう。
これは多くの親御さんが経験することです。

■ やる気が続く一番のコツは「物足りないところでやめること」
子どもが「もっとやりたい」と思った時、
親としてはつい
「じゃあ、もうちょっと頑張ろうか!」
と応援したくなります。
でも、実は逆効果になることが少なくありません。
やる気が続く最大のポイントは、
“少し物足りないところで、その日は終わりにすること”。
「もっとやりたいのに、今日はここまでか…」
この余白が、翌日のやる気を引き出すのです。
ゲームや動画を「もうやめなさい」と親が止めると、
翌日も続きやすいのはまさにこの仕組みです。

■ とことんやって飽きるものもあれば、飽きないものもある
どれだけ好きなことでも、いつか必ず飽きるものがあります。
しかし、
飽きるまで長く続くものは、その子の“伸びる分野”である可能性が高い。
夢中になれる期間が長いものは、
才能や適性とつながっていることも多いのです。
親の視点では「また同じことばかり…」と思うことでも、
子どもの成長にとっては大切な時間であることがあります。
危険でない限り、
少し広い心で見守ってあげたいところです。

■ 最後に —— 親の役目は「やる気を増やすこと」ではなく「やる気が育つ環境をつくること」
子どものやる気は、
親が強く押したから育つものではありません。
見守る
余白をつくる
子どもの温度に合わせる
この3つが、実は一番やる気を支えます。
そして、
今のままでも大丈夫です。
あなたが大切に関わっている限り、
お子さんのやる気は、必要なときにちゃんと芽を出します。
あとは、その芽が伸びやすくなるように
“少しの余白”をそっと用意してあげるだけでいいのです。
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